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11月1日は紅茶の日

-暮らしの新聞-2013年11月1日号・第4面 ~連載・紅茶の時間(沖縄で紅茶つくったさー!)VOL.18

11月1日は「紅茶の日」です。なぜかと言いますと、日本人が初めて紅茶を飲んだ日と言われているからです。その日本人とは「大黒屋光太夫(だ いこくやこうだゆう)」。飲んだ時は1791年、場所はロシア、女帝・エカテリーナ2 世のお茶会でと言われています。この「大黒屋光太夫」がなぜ鎖国のこの時期にロシアにいたかと言いますと、井上靖の小説「おろしや国酔夢譚」に詳しく書かれていますが、伊勢の国から江戸に向かう途中遭難し、漂流したのち、当時のロシア領アリューシャン列島の小さな島に上陸、その後日本への帰国の許可を求め、命をかけて極寒のロシアを横断し、女帝エカテリーナに謁見したからなのです。女帝はすぐに帰国を許可し、帰路につく翌年まで、光太夫らは皇太子や貴族、政府高官から大変優遇されたと言うことです。漂着から謁見まで約9年、やっと祖国に帰る目処がついた嬉しさの中で飲んだ紅茶は、どんなに美味しかったでしょう。それとも、日本の「お茶」を思い出したでしょうか。豪華なロシア帝国の宮殿の中でのティータイムを想像しながら、紅茶をいただくのも素敵ですね。              ( 次号へつづく)

327_04_01◆大城純子◆ (紅茶コーディネーター)

美ら海水族館横、フクギ並木で有名な備瀬集落でアクセサリー&雑貨・やんばる紅茶のお店「アトリエ フアリ」を経営する傍ら、無農薬栽培にこだわった紅茶を夫婦で栽培。手摘みした茶葉を揉捻(揉む) →発酵→乾燥→商品化までの全工程を自ら行う。3年かけて育てたお茶が一昨年に初収穫。一番茶(ファーストフラッシュ)は手摘みにこだわり、出来上がった紅茶のファンも急増中。 http://atelier-huali.com

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