茶摘み日和

-暮らしの新聞-2013年6月1日号・第4面 ~連載・紅茶の時間(沖縄で紅茶つくったさー!)VOL.14

 今年は4 月16 日に、ファーストフラッシュ( 一番茶)の茶摘みをいたしました。茶摘みに良い日和とは、「前日晴れた曇りの日」。摘んだ葉は、揉む前に少し水分を飛ばすので、雨にあたっているとうまくいきません。また茶摘みの日にあまり天気が良いと、影の無い畑では体が持ちません。今年はまずまずの天気に恵まれましたが、冬に木を剪定していたので、あまり収量はありませんでした。これから夏の日差しを浴びて、恵みの雨を受け、木がどんどん大きくなるのを願っています。
 紅茶は産地のみならず、世界中で愛飲されています。発祥の地は中国。緑茶も紅茶もウーロン茶も、お茶は全て中国が発祥なのです。茶葉はシルクロードを渡って世界に広まったと言われています。ラクダの背中に乗せられ運ばれる茶葉・・・ロマンがありますよね(笑)。沖縄での紅茶栽培は始まったばかり。イギリスのアフタヌーンティー、トルコのミントティー、ソ連のロシアンティー、インドのチャイなどそれぞれの地域に、それぞれの飲み方があるように、沖縄の気候風土に合った、オリジナルの飲み方を見つけたい・・・とも思っています。 ( 次号へつづく)

327_04_01◆大城純子◆ (紅茶コーディネーター)

美ら海水族館横、フクギ並木で有名な備瀬集落でアクセサリー&雑貨・やんばる紅茶のお店「アトリエ フアリ」を経営する傍ら、無農薬栽培にこだわった紅茶を夫婦で栽培。手摘みした茶葉を揉捻(揉む) →発酵→乾燥→商品化までの全工程を自ら行う。3年かけて育てたお茶が一昨年に初収穫。一番茶(ファーストフラッシュ)は手摘みにこだわり、出来上がった紅茶のファンも急増中。 http://atelier-huali.com