未来を担う子どもたちが主役のイベント

-暮らしの新聞-2009年10月1日号・第1面  

東村山西口駅前広場完成記念イベント「てんしゃばフェスタ2009」  てんしゃばフェスタ実行委員会

297_01_05 「てんしゃば」とは、停車場の地元訛りで、「駅」を意味する言葉。明治27年、国分寺と川越を結ぶ川越鉄道の工事過程で東村山に仮設の駅(久米川仮停車場)が設置された。その際、地域発展のために仮設ではなく、本停車場の設置を強く要望した地元の人々の努力で、翌28年現在の地に「東村山停車場」が設置され、東村山の発展の基礎となった。しかし、西口周辺の道路は幅が狭く、歩行者の安全確保が長年の課題だった。そして都市計画が決定してから40数年、ようやく西口駅前広場が完成した。地元の子どもたちをはじめ多くの人々に東村山の良さを知ってもらい、東村山を好きになってもらおうと、「てんしゃばフェスタ2009」が9月27日(日)西口駅前広場で行われた。

はしご乗りでは名演技に来場者から歓声と拍手が。

はしご乗りでは名演技に来場者から歓声と拍手が。

 9時30分から開会式、第四中学校吹奏楽部の演奏で幕をあけたイベントは、木やり・纏振り・はしご乗り、回田小学校和太鼓クラブ・化成小学校鼓笛隊による演奏、東京都と東村山市による東京オリンピック・パラリンピック招致事業「オリンピアントークショー」(オリンピック出場経験者4名)など盛り沢山なプログラム内容。会場周辺では八国山ブランド商品の販売ほか、市内商店・企業による出店、東村山の今昔がわかる観光・歴史ブースなども置かれ、終日大賑わいだった。

 

 

 メインとなるイベント「こどもmottainaiみこし」は迫力満点で周囲を行きかう

個性溢れる神輿には子どもたちの思いが込められている。

個性溢れる神輿には子どもたちの思いが込められている。

人々の足を止めていた。地元小学校や少年野球・サッカークラブの子どもたち・中学生らがペットボトルやダンボール、空き缶などの廃材を使い手づくりの「神輿」を制作。大太鼓の音とお囃子が響き渡るなか、西口地区の3神社(諏訪・八坂・金山)の山車と一緒に12基の神輿が会場を練り歩き大勢の観客の前で披露された。

 

子どもたちが手づくりマップやイラストを使い、市内名所を楽しくガイド。

子どもたちが手づくりマップやイラストを使い、市内名所を楽しくガイド。

プログラムの合間に会場を歩いていると「東村山についてガイドしま~す!」「ガイドしてもらいたい方いませんか~」と子どもたちの元気な声。「西口探検隊」ブースでは〝もっと東村山の魅力を知ってもらおう〟と、市内の小中学生が集まり西口周辺の観光スポットや自然・文化について紹介していた。ほとんどの子どもたちが違う土地で生まれ、近年東村山に引越してきたという。「東村山のことをもっと知りたいし、みんなにも知ってもらいたかった」「楽しみながら学べて嬉しい」と参加動機と感想を語った。

 実行委員会では未来の東村山を託す子どもたちの成長を応援する思いで今後もこのイベントを続けていきたいと考えている。

回田小学校和太鼓クラブによる演奏。

回田小学校和太鼓クラブによる演奏。

 人口15万人を越え急速に住宅地化が進む東村山。子どもだけではなく自分の住んでいる地域についてよく知らない大人も多いのではないかと感じる。未来を子どもたちに託すばかりではなく、まずは我々大人が地元に目を向け、東村山を大好きにならなくては・・・。
【お問合せ】都市環境部市街地整備担当☎042(393)5111