建築に関するご相談お気軽に

-暮らしの新聞-2010年6月1日号・第2面 「市民のための総合建築相談」 NPOアーバンデザイン東村山会議

 住み慣れた我が家のリフォームや建替などを考えたとき、「どこに相談したらいいのか判らない」という人が大半であろう。不要な工事を強いて高額な費用を請求する悪徳リフォーム業者の被害が話題になったのも、さほど昔のことではない。
 建物を通してよりよい「まちづくり」の推進を図るために地域貢献活動をしているNPO法人アーバンデザイン東村山会議(理事長小町幸生)が、市の各種相談に協力した「市民のための総合建築相談」は、そんな市民の疑問に応えてくれる受け皿となっている。
 「平成18年から始まったこの相談会には、その時代を反映した相談が寄せられています。当初はアスベストやシックハウス問題に関する相談が多く、現在は耐震に関する相談に変化してきています。他にも土地と建物に関係する法令についての相談もよくありますね」と小町氏。
 昨今関心が高まる耐震診断も、希望者には別途有料で対応している。耐震診断は、建物の全体はもちろん、骨組みから基礎や床下、天井裏まで調査し、現状をコンピュータで解析。結果は数値化され、より安全な建物にするにはどのような補強が必要かをアドバイスしてくれる。耐震診断を受けて、耐震補強工事をした相談者から、「地震時のゆれ方が全く違う。安心して住めるようになった」との声も。
 家は、建てるときだけではなく、完成後の維持管理(メンテナンス)にもそれ相応の費用がかかる。その管理を安心して任せられる業者選びも、消費者には求められる。費用の面で都合のいい話ばかりする遠方の業者と、地元で長年営業している業者とでは、安心感と責任感が違うという。建物に不具合が生じたとき、工事をした業者と連絡が取れなくなった・・という話もよく聞く話だとか。
 相談の窓口に立つメンバーは皆、建築士の資格を持つ。中立な立場で、アドバイスをしてくれるので、相談者の満足度も高い。相談費用は無料。気軽に相談してほしいと小町氏は締めくくった。【市民のための総合建築相談開催日】毎月第1・3水曜日午後1時
30分〜4時まで。市役所本庁舎1階ロビーにて開催。【お問合せ】NPOアーバンデザイン東村山会議▽☎(393) 6789

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