10万本の花菖蒲とまち歩きを楽しむ

-暮らしの新聞-2010年6月1日号・第1面 「第22回東村山菖蒲まつり」菖蒲まつり実行委員会

豊かな水と緑に囲まれた北山公園は、「新東京百景」のひとつに選ばれている

豊かな水と緑に囲まれた北山公園は、「新東京百景」のひとつに選ばれている

 市の北西部、八国山緑地の麓にある北山公園は、四季を通じて自然を楽しむことができる公園として市民に親しまれているが、今年も花菖蒲が咲く季節となった。市内では、期間を定め「東村山菖蒲まつり」を開催。今年で22回目となる。この時期になると、花菖蒲を見に市内はもちろん、遠方より大勢の観光客・ハイカーがつめかけ、東村山が賑わいをみせる。ハイカーたちは、花菖蒲だけでなく、隣接する八国山緑地や多摩湖など、周辺の散策スポットに立ち寄ることも忘れない。今回は、菖蒲まつりの概要と、周辺の散策コースを紹介する。

 6月5日(土)は菖蒲まつり開会式から始まり、チャリティー野点(お茶席)、観光ガイド、花菖蒲のポット販売(500円または千円)を行う。期間中は毎日模擬店がオープン、市内名産品や地場野菜の販売などを行ない、「みんなが選ぶみんなの東村山菖蒲まつり写真コンクール」を公園飛地の「たいけんの里」にて実施、昨年の菖蒲まつりで応募された作品の展示と、投票を行い各賞を決定する。また、昨年から登場した見晴台は今年も設置され、土日はシャトルタクシー(乗り合い)が西口ロータリーから午前10時〜午後4時までの間に毎時0分・20分・40分と1時間に3本運行される。(料金一人100円)

正福寺地蔵堂内部は普段は見ることができないが、一部の千体地蔵は外にあり見ることができる。

正福寺地蔵堂内部は普段は見ることができないが、一部の千体地蔵は外にあり見ることができる。

 菖蒲まつりに出かけたら、ついでにふらっとまち歩きをしてみてはどうだろう。近くには都内で最初に指定された国宝「正福寺」があり、期間中の土日は観光ガイド(市民ボランティア)による説明を聞くことができ、より身近に感じられるだろう。また、八国山を散策して疲れたら「たいけんの里」で休憩してもいい。天気がよければ、八国山を眺めながら外のベンチで持参したお弁当を広げるのも可能だ。土日は弓矢体験を実施しており、子どもから大人まで夢中になって遊ぶことができる。そして、近くにある「下宅部遺跡」から出土した遺物も展示しているので、考古学の入り口を垣間見ることもできる。体力に余裕があれば、狭山公園・多摩湖・回田緑道まで足を伸ばしてもいい。自転車があればもっと広範囲にまち歩きを楽しめるだろう。
 その他主なイベントは次の通り。※全日程午前10時〜午後4時
◆6月6日(日)▽観光ガイド(正福寺・徳蔵寺・北山公園の3箇所)▽菖蒲ポット販売◆6月12日(土)▽観光ガイド▽ザリガニ釣り大会(午前10時30分〜午後3時30分※雨天の場合は翌日に順延)お一人100円/30分間。竿無料貸与、3匹まで持ち帰り可。ザリガニ用の容器持参ください▽お琴の演奏(午前10時〜午後4時)翌13日も演奏あり▽人力車(お一人500円〜※約15分〜)浅草の人力車が北山公園を拠点に3コース回ります。コースによって料金が異なります。翌13日も実施。【菖蒲まつりに関するお問合せ】東村山市商工会☎(394) 0511

花菖蒲は、アヤメ科アヤメ属の多年草。江戸系、伊勢系、肥後系に分類されるがその種類は5千種とも。

花菖蒲は、アヤメ科アヤメ属の多年草。江戸系、伊勢系、肥後系に分類されるがその種類は5千種とも。